音楽がいかにコンテンツを引き立てるか

感情や気分に与える音楽の影響を否定する人はいないでしょう。企業のブランディング動画、広告キャンペーン、CM、YouTubeのプレロールプロモーションを製作するにあたって、適切な音楽選びはきわめて重要です。音楽はストーリーに生命を吹き込みます。

どこから始めたらよいかわからないという方のために、 音楽が動画の魅力を高めている好事例のいくつかをご紹介します。クリオアワードの受賞CMから通常のモーショングラフィックスの動画にいたるまで、音楽が効果的な役割を果たしています。

企業プロモーションビデオ

「The Game Before the Game」は、サッカーをめぐる物語にブラジルサッカー界のスター、ネイマール選手を起用した、オーディオブランド、Beats by Dr. Dreの心に残る企業プロモーションです。このプロモーションの中心は音楽であり、動画のいたる所にBeatsのヘッドフォンが写りますが説明はどこにも表示されません。音楽にビジュアルのストーリー性を高めるパワーがあることに疑問があるなら、ぜひこの動画を音楽なしで見てみてください。

R/GAが制作し、Inner Circle Soundが音楽を手がけた5分のCMは、ワールドカップのトーナメント開催時に放送され、クリオアワードを受賞しました。

Adweekマガジンのレビューでは、「オーディオブランドであるBeatsの広告は、そのまま優れたミュージックビデオにもなり得る。スターたちがヘッドフォンを身に着けているだけで、視聴者の心に残る」と評されています。

60秒CM

The North Faceの60秒のCM「Your Land: See For Yourself」はさまざまな意味でBeatsのキャンペーンとは正反対です。CMには、ウディ・ガスリーのクラシックフォークソング「This Land Is Your Land(我が祖国)」のスローバージョンが使用されています。

Mekanismによって制作されたこのCMもクリオアワードを受賞しており、音楽がなければその魅力は半減するでしょう。

The North Faceのブランドキャンペーンは、アメリカ合衆国内務省との共同プロモーションの一部であり、21st Century Conservation Service Corpsを支援するため実施されました。The North Faceはキャンペーンに25万ドルを寄付し、さらに音楽のダウンロード販売による収益の半分以上を寄付しました。

Mekanismは自社のウェブサイトで、「The North Faceは純粋にアドベンチャーをサポートするブランドとしての認知度を高めたいと考えていました。そこで、私たちは、コンクリートジャングルであろうと実際のジャングルであろうと、人々を冒険の旅に誘い出すような360度キャンペーンやテレビCMを目指したのです」と説明しています。

解説動画

多くの場合、メッセージを伝える方法として何よりも高い対費用効果を期待できるのが、説明動画やホワイトボードアニメーションによるプレゼンテーションです。どちらの場合でも、音楽が平凡な動画を特別なものに変えてくれます。

豆クラッカーのホワイトボード広告と聞いても、それほどおもしろそうには感じないでしょう。ところが、いくつかの良質なアニメーションを軽やかな音楽と一緒に流すと、意外なことに、視聴者を惹きつける30秒スポットCMができあがります

かといって、音楽を舞台の中央に据える必要もありません。たとえば、最近放映が開始されたPG&E(カリフォルニア州の巨大な電気・ガス会社)の太陽光発電利用者向け請求サービスのコマーシャルでは、BGMのさりげないアンカリング効果でメッセージに注意を引き付けています。ここでのポイントは、さりげなさです。

IdeaRocket社がサンフランシスコの代理店Brainchildから発注を受けて制作したPG&Eのスポット広告は、口笛と穏やかなギターのBGMがメッセージに寄り添い、興味深い広告に仕上がっています。

IdeaRocketのクリエイティブディレクターであるウィリアム・ガデア氏はロイヤリティフリー音楽が「演出意図どおり、軽快で楽しい雰囲気を生み出した」と述べています。

ホワイトボードアニメーション

他にも、IdeaRocketがニューヨークに構えるアニメーション制作スタジオが制作した作品の例として、トロントの広告代理店Grip社から受注したBreton Bean Crackers社向けの30秒間のホワイトボードCMがあります。

豆クラッカーのホワイトボード広告と聞いても、それほどおもしろそうには感じないでしょう。ところが、いくつかの良質なアニメーションを軽やかな音楽と一緒に流すと、意外なことに、視聴者を惹きつける30秒スポットCMができあがります(このスポット宣伝で使用されたロイヤリティフリー音楽はPremiumBeatの作品です)。

「このクラッカーが高い意識と愛情のもとで作られたというアイデアをドラマチックに伝えたいと考えました。音楽を効果的に使うことで、何かを生み出す感覚を実にうまく表現できました」とギデア氏は説明しています。

「ミュージシャンと広告主が上手に力を合わせ、10年に1本の革命的良作が仕上がった」とは、AdWeek誌のコメントです。続けて同誌は、「まず、ブランドはもうノリの良いにぎやかさだけでは注意を引き付けられない。企業は、代わりにストーリー性があり、思い出を呼び起こし、人々と真のつながりを築ける楽曲を求めている」とも分析しています。

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